ワクワクする
June 21st, 2010
100621_041229.jpg

おはようございます。蔵元訪問三日目、マルケの北にあるアッカディーアに向かっています。ティプシーズでは、コンショという美味しい白ワインが人気!お値段も手頃なので、飲まれた方も多いのでは?
アッカディーアでは芸術と農業について、見聞きしてきます。

さてさて、昨日からお伝えしているクラーラマルチェリのマニュエルさんと、サンラッザロのパウロさんのワイン造り。造り方や、設備、出来上がったワインも、それぞれ個性的ですが、どちらのワインも素晴らしい事は同じ。そして、なんだかワクワクするのです。二人の葡萄作りへの姿勢や、マルケの土地に対する熱い思い、そして、ルックスも含めて迫力満点なんです。 エマニュエルさんは37歳、パウロさんは42歳でΣと同い年と、若く!?、これから、まだまだ進化していくだろうと思われます。

しっかし、同い年であの貫禄、リーダーシップ、余裕はどこからくるのか…。葡萄のようにしっかりマルケの地に根を下ろしているからかな。

3時間に及ぶ賑やかな晩餐の後、お別れするのが寂しく感じられました。
また、必ず訪れたい。そんな場所がまた一つ増えた南マルケの一日でした。

あっ、画像は名物の卵を練り込んだ手打ちパスタ。意外とさっぱり味でした。

マルケ万歳
June 21st, 2010
100621_044233.jpg

クラーラマルチェリのマニュエルさんのお母さんがやっているレストランで、マルケの伝統食を満喫中。

サンラッザロのパウロさんに水を勧めたら、こう言われました。「L’AQUA FA MALE,E IL VINO CANTARE」
水はあなたを害する、ワインはあなたを幸せにする …。

さあ、今宵はティプシーズで幸せになってください。

最新設備は何もない
June 21st, 2010
100620_203214.jpg

マルケは丘の町です。サンラッザロもなんとも眺めのいい丘の上にあって、この景色は古代から変わらないのじゃないか…と容易に想像できる場所。健全な葡萄栽培に不可欠なやや強めの風がずーっと吹き抜け、のびのびと育っている感じがしました。

シルベスター・スタローンに似たパウロさんも、また言っていました。「自分の仕事は健全な葡萄を作る事。いい葡萄さえ作れば最新設備は何もいらないのさ」。