ウケイレル
August 1st, 2011
110801_180723.jpg

こんばんはΣです。ちょうど昨年の夏頃、ゴンの幼なじみで
ラブラドールのエルちゃんの死について書きました。

当時、エルちゃんのママはとても落ち込んで「寂しくて、寂しくて仕方ない」と。
店のご常連でもある彼女、、Σも、そのやつれようを、間近で拝見してきました。
元々、とても美しい奥様なので、急に老けこんだようでした。

Σも、すぐには言えませんでしたが、今年になったあたりから、
そろそろ次のワンコ、考えたらどうですか? と小出しに提案してきました。

元々、その気持ちを持たれていたようで、食事を運ぶと、ご主人と次のワンコ
について話し合われているのが、聞こえてきます。何やら揉めている時もありました。

そして、先日たまたま店の入口付近に立っていたら、
小さな小さなプードルを連れたご婦人が。
…なんと、エルちゃんのママではありませんか!

「あー、次の子ですね?」

「そーなの、元気で元気でもう大変なの」

小さな小さなプードルはカノンちゃん、女の子です。

奥様も、うれしそう。
Σも、心からうれしい。

ペットロスで悩んでいる方は多いと思います。事実、Σもゴンが9歳になった時、
その喪失を恐れて、保険のつもりでルナを迎えました。

 

 

そしてわかったんです。ルナはゴンの代わりにはならない。

きっとゴンが天国に行ったら、身体が半分無くなったような喪失を味わうでしょう。
例えルナがいても。

 

だから、カノンちゃんは、多分エルちゃんの代わりにはならない。

でも、エルちゃんの死を受け入れて前進したママの勇気は天国のエルちゃんにも届いているだろうなあ。
人は泣きながら暮らし続ける事はできないと思うのです。

よかったね、エルちゃん。カノンちゃん、たくさんの笑顔に囲まれて長生きしてください。

ビッグイベント
July 22nd, 2011
110719_201455.jpg 110719_202232.jpg 110717_2226131.jpg

こんばんはΣです。先日、久しぶりにティプシーズで夕食をとりました。

ご一緒したインポーターの社長さんが「ディナーっていいですね。一日の終わりのビッグイベント。ワクワクしますよ」と、おっしゃっていたのが耳に残ります。

新メニューをいろいろ試しました。

ガスパチョ\840、バーニャカウダ\1260、ソフトシェルクラブ\1260 豚スネ肉のラグー パートブリック包み\1890

ワインは残り僅かの、チェレータ、マティス2009
そして、アウディナッジョ。ANAの機内誌で紹介され、人気のワインです。

最後に、これも新メニューのデザート、「パイナップルのスープ」をいただき、大満足。

本当に夕食は一日のビッグイベント。

ティプシーズで、そのお手伝いをできたらな、と心から思います。

まずは、いらしてください。お待ちしております。

新メニュー
July 13th, 2011
110701_1830191.jpg

こんにちはΣです。 今日はティプシーズの新メニューをご紹介します。

「豚スネ肉のラグー パートブリック包み レンズ豆たっぷりソース\1890」

豚のスネ肉をスパイスたっぷりに何時間も、とろとろになるまで煮込み、美味しい肉汁とともに、トウモロコシ粉の生地で作った巨大な春巻きの皮のようなものに包み、カリッと揚げました。

レンズ豆のソースをたっぷり皿にひき、その上に揚げた巨大春巻きを乗せて、出来上がり♪

ビールや、ちょっと濃い白ワイン、ロゼ、赤、何でも合いそう。

夏バテ気味かなと感じたら、このスタミナ料理を食べに来て下さい。

グラッパ到着
July 7th, 2011
110707_1358131.jpg

こんにちはΣです。イタリアから別送したグラッパが届きました。

どれもグラッパの概念を打ち崩す美味しい(^〜^)グラッパです。

もちろん自然派♪
ティプシーズ、コトトワであるだけ販売。

とにかく、一度お試しください。

高梨農場からのお便り
July 7th, 2011
110706_1242011.jpg

ティプシーズでは、こだわり野菜を三浦半島にある高梨農場から仕入れています。

数年前偶然発見し、それ以来何度も畑を訪れ
その素晴らしい農場を歩きました。

農場主の高梨さんは筑波大学を出たインテリ。
だから頭脳明晰。
ですが、ひたすら畑にいて自分は農家ですよと真っ黒な顔で笑います。
ブログもあるので、興味ある方はご覧ください。

さて、今夏野菜の盛り。事務所に届くFAXは手書きで野菜への愛情に満ちています。
何種類もある、かぼちゃやズッキーニ。トマトはこれからだそうです。

こんな高梨さんの野菜を使ったメニューは

*農園野菜のバーニャカウダ¥1155、
*モリモリグリーンサラダ¥840
*夏野菜のキッシュ¥840
*ラタトュイユ¥840などなど。

これでもかっ!てくらい野菜が堪能できます〜♪

マルケ その二~プライスレス~
June 20th, 2011
110620_0046151.jpg

こんにちはΣです。マルケの続き。

マルケ二軒目はΣが個人的に大ファンのサン ラッザロ。
ワインでは、サンジョベーゼのポレージオや、モンテプルチアーノの傑作、グリフォラなど。
男性的な力強いワインが人気の蔵本です。

 

まず、圧巻の眺望に立つワイナリーと周辺の畑。
すぐに目に入るのは、まるで男性が横たわっているようなポレージオ山。
その横顔はダンテのものだと、地元では言われているそうです。

 

 

昨年の訪問時、「来年は新しいワイナリーにご案内できると思います」
と言っていましたが、そこはイタリアのこと。今年も古い古いワイナリーで解説。

 

昔のカマドがあったり、家畜小屋があったり、
中世の暮らしが見えるヒストリカルな建物。
小高い丘の頂上にあって、360度のパノラマはもう、マルケでは
お約束です。

 

その中で醸造の話を聞きます。
ここのワインのキーワードは瓶熟成。
少なくとも三年から五年は待ちたい。そこから本領発揮となります。

 

だから、なかなか難しい。時間が必要なワインなんです。

 

ワイナリーは狭い、という事で、パウロさんの家に行って試飲です。

 

白も赤も濃い。飲み頃を迎えると高級感漂うのも、特徴です。

 

小高い丘に立つ家には豚や鳥を飼うスペース、周辺は葡萄畑。
そして、家の隣に新しいワイナリーを建設中。

 

到着すると昨日も一緒に食事した奥様が子供達を連れて現れました。
…カワイイ。子供はどこでも可愛いけど格別です。

犬が来ました。子犬もいて、来客に喜び転げ回っています。

 

パウロさんのご両親が登場です。
手には自家製の生ハム。「このハムは私の豚から作ったのよ」…。言うまでもなく絶品でした。

丘に吹く心地好い風、三世代と犬が暮らす家、周りに葡萄があって、
その平和な恒久的な風景に感動。
ちょっと泣きそうになるΣ。

 

まさに「お金では買えない価値がある…プライスレス」。
この旅での一番のシーンとなりました。

幸せの基準は人それぞれだけれど、
パウロさんは、その基準を既に知っているなと思いました。

きっとパウロさんのワインにはこの暮らしの全てが入っています。
時間が必要なのも、このゆったり環境がそうさせているのかもしれません。

その夜は、午前中に訪れたクラーラ マルチェリのエマヌエーレさん、
ダニエーレさんも来て、素敵なオーベルジュのプールサイドのテーブルで、持ち寄りパーティー。

この世のものかと疑うような圧巻の風景と、止まったかのような時間。
イタリア語、日本語、フランス語が飛び交うテーブルで、
たくさんのワインを楽しみつつ、夜は更けていきました。

マルケ その一 ~ぶれない心~
June 19th, 2011
110620_151315.jpg

こんにちはΣです。イタリアに来て四日目の朝です。

昨年に続き、二度目のマルケ訪問。
このブログをご覧の方でマルケに行かれた事のある方はいますか?

景色、人、ワイン、料理…全てが揃った圧巻の場所。
地上の楽園と言えるかも…そんな気にさせるオーラ漂うのがマルケです。

 

一昨日の夜到着し、早速マルケ牛を食しにレストランへ。
数々食べた前菜の中でも、スペルト小麦を使ったお粥のような一品が美味しかった。

 

開けて翌日、クラーラ マルチェッリを訪問。
昨年は大雨の後で土がぬかるみ、畑を見る事ができませんでしたが、
今年は抜群の晴天! 約一時間畑ツアーです。

 

今、葡萄は結実し、かわいい緑の房がたくさんついている状態。
これからもっと育ったら、余分な房を落としていきます。
また、この時期、元気よく伸びる枝を取り除くのも大変な作業。
畑仕事には終わりがないのだなと実感します。

 

畑はあらゆるハーブや植物、果実に囲まれています。
名産のオリーブもたくさん。

 

サクランボの木を見つけてパクリ! んーうまい。
黄桃が畑の中にあり、パクリ! あー果汁が滴り落ちるみずみずしさ。

野生の鳥達はグルメですね。美味しいとは何かを知っています。

 

伸びすぎたオリーブの木が剪定され、枝がたくさんおいてあります。
全て小さくカットして、木の回りに巻き、肥料にするそうです。

「捨てるものは何もない」…究極のエコ。

 

 

ワイナリーに戻りテイスティング。

ワインはもちろん美味しいのですが、
自家製の生ハムと自家製のオリーブオイルが最高なんです。

ここの生ハムが一番好き。
オリーブオイルは一本ゲットしたのでお店で提供します。お楽しみに!

 

 

物静かで、インテリジェンスなエマヌエーレさん。
内面はきっとマルケ男子の熱い血が流れているんだろうな。

 

 

こんな一場面がありました。

コルブという赤ワインにブレンド用のカベルネ ソービニョンを樽から試飲した私達。
あまりの完成度の高さに思わず「このカベルネだけでワイン作ったら」とせがみました。

 

でもエマヌエーレさんは、静かに微笑みながら
「多分、美味しいワインができると思うけど、
カベルネはこの土地になんの由来もないんだ。だからそれをやるつもりはないよ」
どうです、この郷土愛と使命感。
こんなにもぶれない信念があったら物事の判断がつきやすいだろうな。

予断ですが、昨年の訪問時、新婚旅行でいなかったエマヌエーレさんの弟のダニエーレさんが、
イケメンでした。昨日はカジュアルな服だったけど、
イタリア製のスーツでも着せたら似合いそう〜
こんな旅の途中の小さなご褒美がΣを元気にさせます。

水色ポロがダニエーレです。いかが?
クラーラマルチェリ

出発
June 17th, 2011

Σです。飛行機に乗りました。はあ、ドコデモドアーがあればいいのに…と海外いくたび思います。

ちなみにスーツケースは22キロでした。

ギリギリ
June 16th, 2011
110616_215947.jpg

こんにちはΣです。突然ですが明日からイタリア行ってきます!

もちろん、店は休みません。スタッフのみんな、よろしくね。そして誰より社長!行かせてくれてありがとう。感謝です。

そんな訳で今日は朝から荷造り。三度目の訪問となるワイナリーも多く、彼にはこれ、あの人にはこれ、と個別にお土産を用意した結果、スーツケース半分が食料に。

あっ、Σは土産は食べ物と決めています。

さらに、人の三倍荷物の多いΣなので、すでにヘビー級のスーツケースとなっています。

そんな荷造りも一段落した午後4時。池袋のコジマから電話が…「あのーご予約頂いていたipod2がただいま入荷しました!」

えーっ!今ぁ!

そーなんです。今回のイタリアへもっていけたらよいなーなんて考えて買いに行ったのが7日。もちろん白は売り切れ、在庫三個だった黒も、悩んでるうちに他の人が買ってしまい売り切れ。

予約はしたものの、イタリアにもっていきたいんだから、16日に間に合わなかったらいらないわ!
と言ってあったんです。

マジでぎりぎり。ヤラセかと思う程の滑り込み。

でも白の32ギガ、3G が手に入ったので、ややご満悦。イタリアへの荷物が増えちゃいました。

アボカド梅オカカ炒め
June 6th, 2011
110606_2203331.jpg

こんばんはΣです。昨日はダンス競技会。かなり意気込んで臨みましたが、結果は割といつも通り。B級昇格には後一歩の改革が必要らしいです。

さて、一夜明けて今日はお休み。天気がよかったので、エアロビクスを諦めて、ゴンルナと葛西臨海公園。

いつも歩かないゴンが走る!のです。そして、ルナの笑顔! 連れてきがいがある、本当に。

帰りにショッピングセンターでルナお気に入りのおもちゃを新調しました。

よーく見るとかわいい顔だち。顔色悪いけど…。

半年くらいで、ヨダレでベチョベチョになります。

頑張ってルナと遊んでくれた先輩は洗って、休息して貰い、明日からは新人君にお願いします。

ルナをよろしく。たくさん遊んであげてね、新人さん。