明日、出発です!
June 13th, 2012
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こんにちはΣです。
Facebookにかかりきりで、ブログを更新するのは久々。
でも、きっと読んでくれている方がいると信じて書きますね。。

実は明日から毎年恒例のワイナリーツアーです。
3年前からイタリアに続けていき、
フランスはひさしぶり。

クリストフパカレや、ムレシップ、ラングロールは何回目かの再訪。
ティソ、フーラルルージュなどは初訪問。
どんな畑でどんな人がどんな思いを込めて葡萄つくりを
しているのかを見てきます。

昨年は出発前日にiPad2を入手し、旅で四苦八苦しつつ使い方を覚えました。
今年の最新兵器はiPhone4s!
もう、デジカメももちませんよー。
この2つのデバイスでやるとげる決意です。(おおげさかな)

例によって巨大スーツケースは満杯。
半分以上が土産、食料品。

えっ?キリンのクッションですか?
これは飛行機内でいろいろ役に立つし、現地での長い車の移動中も
腰にあてたり、もちろん枕にして寝たりするのです。
そういえば、これも数年前フランスの高速のサービスエリアで
買ったのでした。

明日から毎日、セッセとリポートしますので
ぜひお読みくださいね。Izumi Shiguma

マルケ その三 ~アンジェロ&マリア~
June 24th, 2011

こんにちわ。Σです。
ローマに到着し、ようやくiPadが
使えるようになりました。

マルケの続きをお届けします。

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ツアー四日目、朝早く北マルケに移動です。
目的地はアッカディーア。
芸術と葡萄が融合しているユニークなワイナリーです。
昨年の訪問時は大雨でいく事ができなかった
畑へ。
葡萄畑の中に芸術作品が転がっていて驚きます。
オーナーのアンジェラさんの本業は芸術家。
田舎暮らしのなかで、鳥を飼い、養蜂をし
野菜を作り、ワインは自家消費用に造っていました。

その自家消費ワインがあまりに美味しいので友人の
勧めもあり、本格的にボトリングを始めたんです。

さて、畑のなかに立ち枯れしているものが数本目につきます。
原因不明の病気がここ数年、この地域で蔓延しているらしい。
原因がわからないので、農薬も効きません。
アンジェラさん曰く、『人間に都合のいい剪定を繰り返した結果
葡萄が弱ってきたんではないかな』

この病気になってしまった樹はもう切るしかないそうです。
‥葡萄は、自然は、身をもって何かを私達語りかけていますね。

さて、畑のあとはワイナリー見学。
家の中に回廊のように配置された、醸造部屋、
熟成部屋、貯蔵部屋。
本当にワイナリーは独特、ユニークです。

折り紙の鶴が羽ばたく樽熟成部屋をでると
そこは中庭で、奥さんのマリアさんが心づくしのランチ用意を
していてくれました。

脂身の方が多い、白い生ハム。
シンプルなトマトのペンネ。
ぶた肉ソテー。

アンジェロさんがいいます。
『ここに来るのに、こんなに慌ただしくてはダメだ。
今度くるときは最低三日間は時間を作ってくれ。
遺跡や素晴らしい景色があるんだ。
一緒、行こう!』

こんなこと、言えますか?
親友にさえ、三日間いろなんて言えないな、私。

『うちの二階に泊まればいいじゃないか。
来年は必ずだぞ』

すごいな、このホスピタリティ。
この人情。
なんで見ず知らずの人さえ受け入れられるのだろ!

Σはサービス業をやっているのに、まだまだ甘いなと
実感。

あーワインについてまったく書きませんでしたね。
でも‥味はもちろん、素晴らしいし、既に売れ筋なんです。
だからこそ、そのベースを、人となりを知ってもらいたいな。

こんな人の作るワインが、どんな味なのか
興味がわきませんか?

ティプシーズでお待ちしています。
サンラッザロ

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プーリア ~革新を恐れない伝統のワイナリー~
June 18th, 2011

イタリアツアー 第一日目は
売れ行き抜群のロゼと白ワインの
チェファリッキオ。

場所はイタリアの踵、プーリアです
すぐそばが海なんだけど、見えませんでした。

最寄りのバーリ空港から、バスで一時間。
たどり着いたのは、 此の世の楽園。

18 世紀から続いたプロパティは80ヘクタール。
あまりにも広大で 全てを見渡す事はできません。

 

チェファリッキオ としてのブランドでワインを
作りはじめて10年。

 

ものすごく
驚いたことに、オーナーのニコラさんは
上院議員!そう、日本でいうところの
衆議院議員。

 

これは、お金持ちそうだねえ。
イタリア訪問ワイナリーでは一番かも。
こういうところがいいワイン作ってるんです。
フランスでいうところのサンマルタンガリッグ!

 

 

そんな国会議員と約一時間の畑ツアー。
自然という大きな大きな存在と真面目に向き合っている
のがわかります。

 

突然現れた巨大なソーラーパネル群。
そーなんです。
ここでは全ての電力を自家発電で賄っています。
しかも発電量の2/3は売電しているらしい。
そりゃ、この規模なら…納得です。

ワイナリーの設備もキチッとしているし
なにより清潔。
ゴミ、いやチリひとつ落ちていません。

すごい!
でも、これもナチュラルないいワインを作っているところの
代名詞。不潔なワイナリーはダメです。

そして、いかに健康、健全な葡萄を作るかに
全精力を注いでいるところもしかり。

『健康な状態で葡萄がワイナリーに到着すれば
黙っていてもいいワインができる。醸造家の
やることはあまりないのさ』

 

 

これも必ず皆さんいうセリフです。

 

ニコラスさん、こんなことも言っていました。

 

『自然派ワインを作っていると保守的だと
おもわれがち。だけど、私達は常に前進し、
変えていくつもり。』

 

うーん、心に染みます。
そう言えばΣの年頭の目標は前進でした。
もっと、もっと前進、革新しなければな。

チェファリッキオ

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機内です
June 17th, 2011

こんにちわ。Σです(^-^)/
機内で昨日ゲットしたiPadを探索中。

最近は、取説がないので全て触って覚えるしか
ありません