ボローニャから3時間超、ご存知トスカーナのキャンティにやって来ました。目指すはモンタルバーノ村にあるカスッテリーナ。コトトワで大ブレークしたキャンティを造っている蔵元です。オーナーのファビオさんはランボーばりのマッチョなボディの持ち主。到着後、早速彼の運転するハマーで畑へ。二週間前に開花した葡萄はもう大分育っていました。
マリアボルトロッティのフラビオさんの息子さんマテオはまだ八歳ながら、イケメンの要素を兼ね備えた金の卵。十年後が心から楽しみです。
マリアボルトロッティではアグリツリヅモをしていて、ステキなダイニングでお母さんと、奥様の美味しい手料理を頂きました。前菜からメインまで、どれも優しく素朴で、ついつい食べ過ぎ。もちろんワインを試飲しながらなので、ついつい飲み過ぎ。なのに甘いものは別腹と完食してしまったスイート。このバニラジェラートは近所のビオのミルクから作ったそうで、どんなに美味しいか伝える言葉が見つかりません!
カッシーナカロッサのアンジェロさんの彼女ロドビカさんは笑顔が素敵なイタリアのいい女。アンジェロさんが、美人好きというのも、頷けます。かっこよくて、仕事もバリバリして、15才のお嬢さんがいます。年齢聞いたらΣと二歳しか違わない事が判明! なんだ、この女っプリの違いは! Σは早速反省して、大人の女を目指す事に。ポイントは何だろう? ロドビカを見る限りでは、色気と知性の共存。どちらも若い女の子にはない大人の魅力です。さて、そのロドビカも混じってのディナーの事は昨日ブログにも書きました。テラスでのディナーだったので、私が必死に持参した蚊よけスプレーを脚にかけまくっているのを見ていたロドビカ。かける? と聞いたら、「私は悪い女だから蚊も刺さないのよ」と。はあ、こんな台詞をさらりと吐きたい。
ただいま、ボローニャに移動中。この時間を使って昨日あまり書けなかったカッシーナカロッサのアンジェロさんの事を少し紹介します。アンジェロさんは見た目、ポチャっとしたイケメンの反対側にいるタイプ。でも、何故かいつもいい女がそばにいる。今回お会いしたアンジェロさんの彼女、才媛、ロドビカさんの話しは、また後で。
イヒッヒとにやけて笑うアンジェロさんも、葡萄に関しては、真面目で真摯。ワイン造りをしていたお父さんと対立! 運転出来ないお父さんの影響力が及ばないところ、とちょっと離れた岡の上に畑を買い、60°という急勾配に葡萄の樹を植えました。想像できます? 60°の斜面。上から下を覗き込むと、えぐれて見えます。もちろん機械なんて、入りませんから、全て手作業。収穫もカゴを背負ってやるそうです。アウディナッチョと名付けられたそのワインは収穫量たったの4000本、リリースした年にすぐ、ガンベロッソでスリーグラスを獲得。カッシーナカロッサの評価を不動のものにしました。…にしても、あの畑は尋常じゃない。ワインになるまでの苦労は計り知れません。今まで、お店で普通に売ってましたが、ただ旨い、旨いと飲んでいる場合ではないなと。みなさん、是非、ティプシーズやコトトワでワインを飲む際は少し目を閉じて、生産者の想いを感じ取って見てください。ね
ランチはカストローニ兄弟の引退した両親がやっている食堂で。ようやく野菜が食べられてハッピー! 画像は前菜の数々。プラス、地域の名物のパンチェッタに、ピエトロトルティのアレッサンドロさんが手づくりしたサラミにメロンを添えたもの。メインはアスパラガスのリゾット。ワインの試飲をしながらです!ワインは全部で16種類、ワイン飲んで、メモって、質問して、その隙間にご飯食べてと忙しい。
デザートにイチゴのタルトとモスカートスプマンテを合わせ幸せ気分。
ピエトロトルティのアレッサンドロさんも一緒に、車で5分のカストローニにやって来ました。兄、クリスティアン29才、弟 ステファノ26才の二人の兄弟でやってるワイナリーです。まだ、ティプシーズ、コトトワともに入ってませんが、確実にやることになると思います。
ちなみに二人はわりとイケメン?
リースリングが評判のピエトロトルティに来ました。オーナーのアレッサンドロさんは、ちょっと古いけど、ユルブリナーを彷彿とさせる渋さ。
おはようございます。ロエロを出発して、エミリア・ロマーニャへ向かいます。発泡酒の生産地オルトレポーが最初の目的地。…にしても眠い。普段7時間は寝ているΣなので、4時間睡眠はきつい。
ピエモンテは肉食いの街。普通のレストランで魚のメインディッシュなんて出てこない。昨日に引き続き、子牛のカルパッチョを堪能! なんでも尻から大腿筋にかけての部位で、脂分がなくさっぱり。なぜか岩塩がたっぷり乗っていて、除けないと歯が折れる。…このあと、バプリカとツナ、アンチョビ、パスタ、メインの肉を三種類!更に砂糖を塗した真っ赤なイチゴ、コーヒーとフルコース。部屋に戻ったら夜中を過ぎていました。