イタリアツアー2011 総括その2~待つこと。そして有言実行~
July 3rd, 2011

3度目の訪問となる2つのワイナリー、「カステッリーナ」と「チェレータ」。

はっきり言って畑と人のオーラが違います。

 

マッチョな外観とは裏腹で、とても繊細なファビオ。

見た目そのままのウルトラオーラを発しまくるダニエーレ。

 

彼らの共通点はワインだけを造っているのではないということ。

農園には葡萄以外にもさまざまな作物があり、チェレータには

豚や牛、鶏、イノシシ、全てがあります。

宿泊施設があり、その宿泊者のためのレストランがあります。

家族がいて、スタッフがいて、皆同じ方向を向き、一つのものを

つくりあげています。(これはイタリアのワイナリー全て同じですね)

 

そして、毎年進化している。

 

ワインも例外ではありません。

常に新しい取組をし、既存のものを壊すことを恐れていません。

納得のいかなかった年のワインはラベルをはらず、

今、人気のワインも次のものへと変えていく。

 

まさに、実行です。

そして、きちんとしたものを作り出すには時間がかかるということも

今回教わりました。

 

あせらず待つこと。

進化・前進すること。

 

相反するようでいて、それが調和となり

あの油断すると号泣してしまいそうな空間ができあがるのだと

思いました。

 

やれなければならないことが100あったとして

私は10もできていない。

 

始めます。

行動します。暑さを熱さに変えて。

ファビオダニエーレ