プーリア ~革新を恐れない伝統のワイナリー~
June 18th, 2011

イタリアツアー 第一日目は
売れ行き抜群のロゼと白ワインの
チェファリッキオ。

場所はイタリアの踵、プーリアです
すぐそばが海なんだけど、見えませんでした。

最寄りのバーリ空港から、バスで一時間。
たどり着いたのは、 此の世の楽園。

18 世紀から続いたプロパティは80ヘクタール。
あまりにも広大で 全てを見渡す事はできません。

 

チェファリッキオ としてのブランドでワインを
作りはじめて10年。

 

ものすごく
驚いたことに、オーナーのニコラさんは
上院議員!そう、日本でいうところの
衆議院議員。

 

これは、お金持ちそうだねえ。
イタリア訪問ワイナリーでは一番かも。
こういうところがいいワイン作ってるんです。
フランスでいうところのサンマルタンガリッグ!

 

 

そんな国会議員と約一時間の畑ツアー。
自然という大きな大きな存在と真面目に向き合っている
のがわかります。

 

突然現れた巨大なソーラーパネル群。
そーなんです。
ここでは全ての電力を自家発電で賄っています。
しかも発電量の2/3は売電しているらしい。
そりゃ、この規模なら…納得です。

ワイナリーの設備もキチッとしているし
なにより清潔。
ゴミ、いやチリひとつ落ちていません。

すごい!
でも、これもナチュラルないいワインを作っているところの
代名詞。不潔なワイナリーはダメです。

そして、いかに健康、健全な葡萄を作るかに
全精力を注いでいるところもしかり。

『健康な状態で葡萄がワイナリーに到着すれば
黙っていてもいいワインができる。醸造家の
やることはあまりないのさ』

 

 

これも必ず皆さんいうセリフです。

 

ニコラスさん、こんなことも言っていました。

 

『自然派ワインを作っていると保守的だと
おもわれがち。だけど、私達は常に前進し、
変えていくつもり。』

 

うーん、心に染みます。
そう言えばΣの年頭の目標は前進でした。
もっと、もっと前進、革新しなければな。

チェファリッキオ

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