帰路
March 25th, 2011
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(アップしたはずのブログがされていなくて、今日アップしました
帰国したのは現地21日、日本22日です)

こんにちはΣです。日本はまだ夜中ですね。

 

サンフランシスコの空港にいます。
今日も雨が降っています。

 

東京も寒そうですね。
被災地の寒さが少しでも和らぐ事を願ってやみません。

 

カリフォルニアはいわば海を挟んでお隣り…
という事で、日本の状況はつぶさに知る事ができました。

モールや市街地にあるMacショップでインターネットを見る事もできました。

 

買い物をしても、食事をしても、地震の話がでてきて、一緒に心配し、
悲しんでくれたカリフォルニアの人々。
また、様々な芸能人やスポーツ選手が日本にむけての寄付金をしたり、
各地でチャリティイベントが開かれていました。

 

必ず最後は「でも君たちは大丈夫だよ、きっとこの大災害を乗り切れる」
「来年の今頃は元通りさ」「二年で復興できるよ」
…Σ自身は10年かなと考えていたので、人々の楽観的な予想に驚くとともに、
日本人は期待されている、見られている、試されていると感じるのです。

 

以前からの予定で、地震から逃げるように来てしまった今回の旅行でしたが、
少し冷静に考える機会を持つ事ができました。

 

東京にいる私達がしなければならない事は本当に多いと思います。

 

海外から差し向けられる手にもっとすがってもいいのかなとも思います。

 

さあ、帰ったら桜の季節がやってきますね。
きっと少しづつ前向きになれますように。

ゴンルナ待っててね。これから帰ります。

キャッチセールス
March 20th, 2011
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こんにちはΣ(♂)です。アーデンモールを歩いたらいきなりブロンドの小柄な子に声をかけられました。はじめは「このクリームどう?」だったがまんざらでもないと思ったのかいきなり名前を聞かれ、本題に突入。彼女が売ってたのは、3種類の面を使って爪を輝かせるキット。実際いずみが試すと、これがキラキラにするマニキュアをしたかの様。彼女曰く「面接はこれでばっちり」結局買ってしまうことになったけど、アメリカ人て外国人と分かってもなんでゆっくり話そうとしないのか?

アーモンドの花
March 18th, 2011
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おはようございますΣです。デイビスで目覚めました。

今朝、時差で早々に起きてしまったのですが、無理矢理二度寝して昼に起きました。これで時差ぼけ完全解消です。

日本の状況はいかがですか? 空港での入管から、スーパーで目が合ったおじさんまで「家族は大丈夫だった?」「恐ろしい、悲しい出来事だ」と、みな心配顔です。

地元新聞も今だに一面での扱い。
テレビのニュースでも、現地リポートまでやっています。

しかも可愛そうと思われているのか、やたら親切にされます。
ホテルではなぜかスウィートルームが宛がわれ、GAPでは本当はレジデントしかもらえない割引カードを発行してくれたり…

アメリカの日本離れが叫ばれて久しいし、私なぞ、住んでいたのに、根本はアメリカ嫌い、大嫌い。人は素朴でいいんですけどね…とくにデイビスあたりは。

でも今回の地震で一番助けてくれているのは、やはりアメリカで、人々も自分の事のように心配してくれる。
…少し、見直しました。ありがとう。

カリフォルニアでは今、まさに春。気温は東京と変わりません。桜と見紛う白い花がこぼれるように咲いています。
これ、アーモンドの樹です。

文京区の桜まつりは中止になりましたが、桜並木の桜は時期が来れば咲くでしょう。
見上げて、綺麗だなと思える前向きな気持ちをもてるかな、その頃は。

ペタルマのロンバルディ
March 17th, 2011

ペタルマで無事、修行中の師匠だったアンディと再開(Σは初めて)。

気さくなメキシカンな彼は弾丸のように、英語をまくし立てます。こんなおしゃべりな人とよく一緒にやってたな。

アギーズに置いてあるBBQグリルの巨大サイズ版がいくつもあって、モクモクと煙りをあげていました。

思い起こせば八年まえ? デイビスにすんでいた私たちはペタルマにあるアウトレットに向かっていました。

もうそこはアウトレットという道の脇にあるログハウス風の店からモクモクと煙りが。見ればBBQの看板。

うう! あそこは美味しいにちがいないと確信し、買い物の後、立ち寄りスペアリブにかぶりつきました。

その時の感動が忘れられず、いつかあの味を日本でも再現できたら…。

その願いを叶えるべく、夫が修行に行ったのが四年前。

その後、北軽井沢に出店、今はティプシーズの店頭にて不定期にアギーズを開催しているのはご存知の通り。

今日はロンバルディの主力商品であるサンドイッチを食べる事に。

いやあ、そのボリュームに食べる前から満腹感が…。これも日本にはないスタイルで是非、アギーズでもやりたいなあ。

さあ、感動の再会もつかの間。本日の滞在先デイビスを目指します。

物価が…
March 17th, 2011
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コストコ真っ青な安さ。ミネラルウォーター24本入りで約260円!

サンフランシスコ到着
March 17th, 2011
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こんにちはΣです。以前からの予定でカリフォルニアに来ました!。地震の事でキャンセルしようか悩んだのですが、思い切って着ちゃいました。夫(社長)と一緒です。ゴンが老犬の域に入ってから何となくお留守番させられず、夫婦水入らずの旅はなんと七年ぶり。

空港のはしっこにあるアラモのレンタカーオフィスにたどり着くまでは上手くいったのですが、早速問題発生。

夫が予約日時を一ヶ月間違えていて、せっかく安いレートで手配していたのに680ドルという高額に!

はあ…。

気を取り直してちょっと北に上ったペタルマを目指して国道101北を快走中。

ペタルマには夫が四年前にBBQの修行に訪れ、一ヶ月滞在。今、好評のアギーズはここのレシピでできているんです。

久しぶりに本番の味が食べられそうです。楽しみ。

3月11日の夜
March 13th, 2011

3月11日午後7時すぎ、私と夫(社長)そしてゴンルナは恵比寿にいました。

電車が動かなくなり、帰宅手段を失くした友人を送っていったのです。

当然道路は混んでいましたが、まさかそのあと10時間も

車に缶詰になるとは想像もしていませんでした。

 

 

六本木交差点を飯倉片町方面に右折し、そのまま桜田通りまで直進、

桜田通りを左折して、官庁街に突っ込んだのが運のつき。

1時間ほど全く車が動きません。

皇居に突き当たるところまでようやくすすみましたが、人と車があふれ

ひどい状態です。

迂回しようと国会議事堂方面に出ましたが、同じこと。

麹町まできたところで時計はすでに11時を過ぎていました。

 

 

当然のことながら、どの車も殺気立ち、ルール無視は当たり前。

割り込みや、車線無視の走行、一通逆走などなど

そんな行為がかえって渋滞を巻き起こしているのに。

 

 

Tipsy’s、COTOTOIのことが気がかりです。

地震発生直後に、夫がバイクで様子を見に行っており

どちらも被害がないのは分かっているのですが、

連絡がとれないことが心配です。

 

 

自宅や、友人に繰り返し電話を試みますが

全くつながりません。

「緊急事態を優先しなければ」と思い直し

途中から電話は諦めました。

 

 

途中、トイレに寄ったコンビニでもトイレ行列10人。

棚には当然なにもなく、新たに棚につまれたスナック菓子を

ないよりはましという感じで

徒歩帰宅組が買っていきます。

 

 

車から歩く人を見ても感じましたが、若い人が多い。

ある程度のかたは、会社にとどまる方法を選んだようです。

若者のたくましさを感じ、まだまだ日本も大丈夫そうだなと

変なところで感心しました。

 

 

信号のない道を左折しようと30分くらいまっていたところで

ラジオから

「急いで帰る必要のない方は車を安全な場所に止め、

緊急車両やバスを優先させてください」との呼びかけが。

幸い、私たちは家族全員一緒。急ぐ必要もありません。

麹町の裏通りのパーキングに車を入れ、何かお腹にいれようと

以前、夫が行ったことのある居酒屋へ入りました。

(麹町勤務だったので)

 

 

「いらっしゃいませ!」ホールの女の子の明るい笑顔に

ホッとします。

居酒屋は行き場を失ったひと、帰るのを断念したひとなどで

混雑していました。

25席ほどの店なのに、スタッフも2名しかいません。

きっと夜のシフトのスタッフが来られなかったのでしょう。

 

 

ビールを頼んだところで次の来店が。

サラリーマン風のお父さんと、筑波大付属小学校の制服をきた

小さな男の子。こんな日じゃなかったら、この場所は

不釣り合いだったかもしれません。

 

 

筑波大付属小学校は私たちの地元、茗荷谷にあります。

実は夫も卒業生。

「茗荷谷から歩いてきたの?」思わず話しかけましたが、

最初は突然の他人からの問いかけに親子とも意外な様子で。

でも、夫が卒業生ということがわかると「大先輩だね」と

打ち解けた様子になりました。

 

 

さらに、隣のカウンター席にいた若い男性が、ナプキンを用紙がわりに

なにやらメモっています。

ハングルです。

「韓国のかたですね?」

彼はミッドタウンの高層ビルにいて地震にあったらしく、恐ろしかったと

言っていました。宿泊しているホテルが半蔵門にあり、歩いて帰る途中

居酒屋に立ち寄ったのです。

彼は一皿料理を食べると上着をきました。

「気をつけて!」

英語での情報が乏しい状況で、外国の方は不安も多いだろうな。

 

 

私たちの後ろの席で、話し込んでいた

外国人と日本人の二人組が帰ろうと席を立ちました。

麹町はなかなかインターナショナルです。

「歩いてかえるのですか?」

「いや、丸ノ内線が復旧したというので、赤坂見附までいってみます」

 

 

…そうかあ、丸ノ内線が復旧したのなら電車で帰るという方法もあるな。

でも、すぐに否定されました。

なにしろゴンルナが一緒です。すしづめの電車に乗れるわけもありません。

 

 

カウンター右となりで、勢いよく焼酎や日本酒を平らげている

作業服のグループとも話をしました。

近所の現場で作業していたらしいのですが、帰れないとふんで

ここでしこたま飲み、現場で段ボールに包まる覚悟らしいです。

 

 さまざまな人間模様。
でも、こんな時だからこそ、情報を交換しあい
大丈夫ですかと声をかけあう気持ちが大切だなと実感。

 

夕ご飯のないゴンルナに、鶏肉を味付けなしで焼いてもらい

それを持って店をでました。

 

 

もう日付が変わっています。

駐車してある車なので、エンジンをかけ続けるわけにもいかず

ゴンルナ用に常備してあるタオルを分け合って眠ろうとしますが

寒さで寝付けません。

 

 

隣の車もひっきりなしに出這入りしていて、音が耳につきます。

 

 

気づけば4時。

どこかへ行っていたらしい隣の車の男女が戻ってきて、車を出しました。

 

 

「動いてきたのかな?」

夫が様子を見に行き、少しましになったというので

私たちも車を出しました。

 

 

昨日の悪夢のような渋滞を思えばましですが、それでもすごい交通量。

幸い、土地勘もあり、幹線道路をさけて渋滞をよけ小石川を目指します。

その間、何度も緊急地震速報がながれ、緊張しました。

 

 

飯田橋まで来たあたりで、心からホッとしました。

「帰れる」。

 

 

到着は朝の5時でした。

幸い、ゴンルナも少し疲れた様子ではありましたが

元気。

 

 

一生忘れられない特別な夜明かしとなりました。

 

Tipsy’s、COTOTOIともに節電に努めながら、通常営業しております。

少し疲れたなと思ったら、是非いらしてくださいね。

 

この度の三陸沖を震源とする大震災により被災された皆さま、

そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。

一日も早い復旧復興をお祈りするとともに、

私たちもできることをやっていきたいと思っております。

株式会社SIGMA

Sprig is upon us.
February 25th, 2011
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Σです。桜並木に一本だけある河津桜が満開でした。

…ここ数年、悩んでいた事に昨日で区切りがつき、新たな気持ちで迎えた今日。スタートに相応しい素敵な空。

こんな日は美味しいシャンパーニュ飲みたくなりますね。

女 女 女
February 18th, 2011
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こんにちはΣです。
我が家の息子たちは私の足元で仲良くお休み中。
今日は気温は高いのに、風は冷たい。
春らしい1日です。

 

さてさて、昨日はannualの人間ドッグでした。
いやあ、まさに1年に一度の禊ってかんじで
前日から緊張状態。

8時以降食事も水分もダメっていうのがきつい。

しかも、朝起きてすぐにご飯が食べたいΣとしては
昼ごろまで何も食べられないのも厳しいです。

だから、バリウムなんて歓迎したくらい。
おなかすいているから、あのヨーグルト味に癒されます。
医者の指示で3回に分けて飲むんだけど
2回目で思わず飲み干しました!!

 

今年は恐怖の乳がん検診も、エコーで簡単。
寝転んでいる間に終わりました。
過去2回、マンモグラフィーの板挟み!に耐え
今年も覚悟していたのですが、エコーとマンモでは
見つかる癌が違うらしく
日本人にはエコーがあっているという医者もいるそう。

なので、両方やるのがいいんですが、
保険が効くのは1こだけという事で今年はエコーにしました。

 

それにしても、受付はもちろん、検査の誘導、採血、内科診療、
身長体重、視力、聴力、眼圧、心電図、レントゲン、エコーもすべて女性の
医師または技師。

 

男性はひとり見かけたくらいかな。

 

検診に来ているのも女性が多いし、そういえば、週2で通う
スポーツジムも女性ばかり。
2キロくらい泳いじゃうつわものおばさんもたくさんいます。

 

ダンスの教室で、熱心にグループレッスンに参加しているのも
女性ばかり。
男性は貴重な貴重な存在です。

 

デパート行けば女性、Tipsy’sや COTOTOIのランチも女性ばかり。
きっと、Σのようにネットでお買いものしているのも女性が多いんだろうな。

 

太古の昔、すべての人間は女性だったという説もあるらしい。

 

そのうち、子供も女性同士でできちゃったりして。

 

そういえば、私も元気いっぱいだなあ。
夜、でかける割合も夫より多かったりして…。

 

日本の男が心配になりました。
Tipsy’sには男を元気にするアイテムが揃ってます。
酒と、旨いつまみと、いい女!??

 

さあ、金曜の夜です。
お待ちしております。

ルナ感謝Day
February 11th, 2011

007

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おはようございます。
雪ですねえ。

 

子供ころから朝、起きられない子供だった∑。
いつも、母親の金切り声でしぶしぶ起きる始末。
「いずみ、おきなさ~い!!!!!!」

でも、雪の日の“シャンシャンシャンシャン…”というチェーンの音には敏感でした。
雪だ!やった!早く学校いって遊びたい。と倍速で支度していました。
昔は校庭に積もった雪で雪だるまを作れるくらいの積雪が、冬には何度か
ありましたよね。手に感覚がなくなるまで、遊んだものです。

 

最近はスタッドレスタイヤが多いらしく、あの音はしませんね。
昨日、タクシーの運転手さんに確認したところ、
7センチくらい積もったらチェーンをつけるそうです。

こんな雪の日ですが、Tipsy’sもCOTOTOIも営業しています。
ぜひ温まりにいらしてくださいね。

 

さて、6年前の今日。池袋に料理用ワインの買い出しに行った社長と∑。
うっかり隣のペットショップをのぞいたのが運命を決めました。

 

誰からも買ってもらえず、2度も価格が書き直されていた生後3か月のカニンヘンダックス。
ルナとの出会いはここで何度か書いたので
ご存じの方も多いとは思います。が、再び、いや三度、書かせてください。

子犬らしからぬ、シラーっと冷めた表情のルナをみて
「うちに来い!愛とはなにかをおしえてやる!」と
衝動的に我が家の一員に。

 

それからのルナの活躍はブログをご覧のとおり。
最初は長男ゴンとのバトルも多々ありましたが、今はすっかり仲良し。
(でも、たぶん表面上だと思います。オス同士ですからね)

 

今日もクッションで体をくっつけあって寝ています。

 

車酔いがひどく、ちょっとの距離でもぐったりしていたのに、
今では伊勢までいけちゃうくらい慣れました。

最初が肝心と、ケージで一人で寝かせていたのに
気づけば、ベッドで一緒に寝ています。

大きな病気をすることもなく、今6歳。
ルナのいない生活なんて全く、全く、全く考えられません。

 

長男ゴンとのデコボココンビもあと何年かな。
残された日々を数えて過ごすのは、あまりにさびしい。
今を楽しみたいです。
ルナ、ありがとう。これからも一緒だよ。
今日はおいしいおやつ用意しちゃおうかな。

 

あ~こんなくだらない親ばかブログを最後までお読みいただき
ありがとうございました。

お礼に今日Tipsy’sでビールすべて半額とします。
「ルナちゃんのブログ読みました」と渡部(ガチャ)に伝えてくださいね。
何杯でもOKです。