こんばんはΣです。ちょうど昨年の夏頃、ゴンの幼なじみで
ラブラドールのエルちゃんの死について書きました。
当時、エルちゃんのママはとても落ち込んで「寂しくて、寂しくて仕方ない」と。
店のご常連でもある彼女、、Σも、そのやつれようを、間近で拝見してきました。
元々、とても美しい奥様なので、急に老けこんだようでした。
Σも、すぐには言えませんでしたが、今年になったあたりから、
そろそろ次のワンコ、考えたらどうですか? と小出しに提案してきました。
元々、その気持ちを持たれていたようで、食事を運ぶと、ご主人と次のワンコ
について話し合われているのが、聞こえてきます。何やら揉めている時もありました。
そして、先日たまたま店の入口付近に立っていたら、
小さな小さなプードルを連れたご婦人が。
…なんと、エルちゃんのママではありませんか!
「あー、次の子ですね?」
「そーなの、元気で元気でもう大変なの」
小さな小さなプードルはカノンちゃん、女の子です。
奥様も、うれしそう。
Σも、心からうれしい。
ペットロスで悩んでいる方は多いと思います。事実、Σもゴンが9歳になった時、
その喪失を恐れて、保険のつもりでルナを迎えました。
そしてわかったんです。ルナはゴンの代わりにはならない。
きっとゴンが天国に行ったら、身体が半分無くなったような喪失を味わうでしょう。
例えルナがいても。
だから、カノンちゃんは、多分エルちゃんの代わりにはならない。
でも、エルちゃんの死を受け入れて前進したママの勇気は天国のエルちゃんにも届いているだろうなあ。
人は泣きながら暮らし続ける事はできないと思うのです。
よかったね、エルちゃん。カノンちゃん、たくさんの笑顔に囲まれて長生きしてください。