キャンティにあるカスッテリーナにはアグリツリズモとしての宿泊施設があって誰でも泊まる事ができます。
ただ今回は、人数が多いので一部の方だけがそこに宿泊し、Σを含めた他の方は更に山の頂上にあるB&Bへ。
夕べのディナーの後、部屋に戻り、シャワーを浴びて、さっさとベッドに潜り込みました…一時間くらいたったあたりで、奮えと共に目が覚めました。寒い!ものすごく寒いのです。なんかかけるものはないか探しましたが、ブランケットも見付からず…まずはさっき身体を拭いた湿ったタオルをかけました。少し寝るとまた寒さで目が覚めます。次は靴下を履いて、パーカーを着ました。それでもダメです。ダブルベッドだったので、ベッドカバーを半分に折ってかけます。ちょっと暖かい…でも眠りにつく寒さではありません。そんな事をしているうちに朝。 あー眠い。
でも、カスッテリーナの畑に行ったら眠気もぶっ飛びました。葡萄が太陽を浴びて元気です。案内してくれたファビオさんの片腕イバンさんは去年よりもパワーアップしています。
得に圧巻はアルベレッロの畑。足を取られそうになるほどの急斜面に株仕立てで、かつ、古代ギリシャの知恵を生かした植樹法。気を感じるとはまさにこの事。
この畑からのワインの味ですか?ふふふ、溶けてます。全てのテクスチャが融合、共存しています。